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工場自動化のメリット【有りすぎ】
まず想像できると思いますが工場の自動化が進むと今まで人間がやっていた作業をロボットや機械がしてくれるので省力化・省人化に繋がり人件費が減り、またロボットの得意分野は単純作業を正確にやってくれる所です。その為上手くいけば品質向上に繋がります。
その他のメリットについてお話します。
労働災害の予防
プレス機や高所作業、または水中や回転部分。工場内には危険な場所が多くあります。
最近ではIP67取得のロボットも出ていて健康被害や労働災害が予防できます。
労働災害は単純作業の中にも潜んでいてなかなか全ての危険源を見つけるのは難しいです。そこで回転部分等がある作業を離れた場所から自動で制御できればそれだけで作業者は危険場所に近寄らなくて済みます。
つまり労働災害が起きる可能性が極端に減ることになる。
IOTを駆使すれば会社にいることなく工場の制御ができてしまいます。
生産性の向上
省力化の目的にはもう一つあり、生産性を向上させなければ企業側はサインをしません。
1日100個物を作る人間の作業を自動化したけど1日50個に数量が落ちましたでは、話になりません。その為SIerはサイクルタイムを重要視しシステムを作りこみます。
そして1日100個しかできなかった商品を1000個作れるようなシステムを作ります。
1日の生産数が上がる=納期短縮につながり、お客さんの信頼も得れることになります。
他の工場と差別化できる
営業にも使える言葉を嘘偽りなく言うことができます。
また、自動化が進むとTV取材なども稀に来ることがあります。
工場自動化のデメリット【メリットばかりではない】
工場の自動化にはメリットばかりでなくデメリットも存在します。
(正確にはデメリットというよりもリスクですが・・・)
値段が高い
簡単な装置ならともかくロボットなどを使うと値段が跳ね上がってしまい、なかなか手が出せなくなっているのが現状です。設備投資になりますので償却できるかできないかはリスクに値します。
まずは小さな事から自動化を始めてみても良いです。
汎用性を持ったシステムは少ない
多品種製造業の場合、1つ自動化しただけでは工場全体の生産性はあまり変わりません。
全体を見据えるシステム構成が必要になります。SIerとしっかり打合せしてなるべく汎用性を持ったシステムづくりをしましょう。
工場の自動化のメリット【まとめ】
いかがでしか。自動機器とは安いものではありませんがハマればかなりの利益をもたらします。
SIerとしっかりと打ち合わせすることで満足のいくシステムができますので是非自動化設備に投資しましょう。
では、最後までお読みいただきありがとうございます。